faqsよくある質問

ウインドバンクでは、家庭用小形風力発電機設置対応はしていますか?

現時点では家庭用風力発電機への対応していませんが、再生可能エネルギーを事業とする当社では、もちろん将来的に視野に入れております。取り扱い開始の際は、このサイトを通じてまたは過去にお問い合わせをいただいた方、シミュレーション会員の皆様にご連絡させていただくと思いますのでご期待ください。

機器の塩害対策はどのようになっていますか?

風車本体を密封することで塩害対策をしています。ほとんどの風車はIP54以上の保護等級の密閉度になっています。特にパワコンは塩害に弱いので、安川電機の製品などはIP65以上の保護等級になっています。

なぜ、青森地区で小形(小型)風力発電なのか?

青森での年間平均風速は他県に比べ、ダントツの風速で海岸沿いでは特に強い風が吹いていることもあり、風力発電には最も適している地域といえます。

小形(小型)風力発電は環境にやさしいのか?

小形(小型)風力発電はほとんど二酸化炭素を排出しないので地球温暖化や環境対策として気候変動を抑制する働きもあります。化石燃料の代用にもなりますので非常に環境に優しいです。

小形(小型)風力発電による国の補助制度はあるの でしょうか?

国が実施してる補助金はありません。
しかし、各自治体が時期よって募集しています。当サイトの補助金一覧のページ、または、環境ビジネスオンラインのhttps://www.kankyo-business.jp/subsidy/wind/ に一覧がありますのでご確認ください。

風力のエネルギーで私たちの暮らしを支えられるだけの電力ができますか?

風力発電は、風の運動エネルギーの最大45%程度を電気エネルギーに変換でき、夜間でも発電が可能であるため自然エネルギーのなかでは効率や稼働率が高いですが、風力発電で暮らしを支えれるほどの電力を得ることは出来ません。

小形(小型)風車のメンテナンスの費用はどのくら いかかるのでしょうか?

メンテナンス費用の目安は、年間30万円〜50万円くらいと予想されます。これは、ベアリングなどの消耗品費も含まれた目安です。メンテナンスで不具合等が発見された場合の部品交換費は含まれていません。

小形(小型)風力発電をやるのには、どのくらいの土地面積が必要なのでしょうか?

小形(小型)風車の大きさや機種に応じた広さの土地が必要となります。
1基で20kw弱の小形(小型)風力発電所の基礎は、概ね6m X 6m位です。1基で3.2kwタイプの小形(小型)風力発電所の基礎でも、概ね4m X 4mです。しかし、どちらのタイプでも支柱を横にできる程度の余裕スペースが必要ですし、3,2kwタイプの場合は同一発電 所敷地内に複数基設置して小形風力発電所で許されている20kw以下に近づけますが、その際に風車と風車の間隔 は25m必要と言われています。
なので、1基で20kw弱のタイプの小形(小型)風力発電所の場合は最低75坪以上、1基3.2kwタイプの風車を6基使い、横に3基、縦に2基と並べて設置した場合、横が50m、縦が25mの長方形の敷地になりますので、(25m+25m)X 25m=1250平米=378坪の敷地が必要になります。
しかし、仮に横1列で並べれば、(25m+25m+25m+25m+25m)X 5m =625平米=約189坪の敷地で良いことになります。

登記上(畑、山林)なのですが、地目変更は必要なのでしょうか?

風車は住宅などの建築物とは違い、電気工作物に区分されていますので、風車を設置するから地目変更をしないといけない訳ではありません。また、農地転用が出来る場所であれば農地でも設置可能です。農地転用許可が出ない場所でも、営農型発電所として特別に農地のまま発電所を設置できる制度もあります。
因みに、地目変更をする場合は農業委員会の承認が必要となります。

小形(小型)風車と小形(小型)風車の間の土地は別の用途 に使っていいのでしょうか?

小形(小型)の風車を設置した土地は、風車の基礎や支線、パワコンなどを配置しますが、専有面積は大きくありません。その為、設置面積以外の土地は従来通り、そのままの使用が可能ですし、新たな使用用途にされる事も可能です。

小形(小型)風車の部材の部品は汎用品なのでしょうか?

各部品は種類ごとによって発注先が異なります。ですので欧米や中国などの海外製が主流のものもあれば国内製のものもあります。汎用品とはいえませんが、特殊なものが使われているわけでもありません。

小形(小型)風車の部材はどのような素材でできてるのでしょうか?

タワーは鋼材で出来ています。ブレードといわれる羽の部分は硝子繊維(グラスファイバー)や炭素繊維(カーボン)、エポキシ樹脂を用いて作られます。

小形(小型)風車はいつも回っているのか?どうやって止めるの?

風のない時や、逆に風の強い時は停まっています。
風の強すぎる時に停めるのは安全対策からです。安全対策上、自然に停止するときではなく手動でも停めることができます。

風の向きが変わったときどうなるのでしょうか?

よく見かける、プロペラの付いた形の風車のことを、水平型と呼びますが、水平型の場合、風車自体が風向きに合わせて方向を変えます。
垂直型の場合は、そのままで他方面からの風を受けることが出来ます。

台風が来たとき大丈夫でしょうか?

支柱はかなりの台風でも、耐えられる設計になっています。風車も一定の強さの風が吹くと、安全のため停止する仕組みなっています。

小形(小型)風力発電の売電金額はいくらでしょう か?

現在(2016/06/05)の価格は55円(税抜き)です。しかし、太陽光発電の時は40円スタートで、わずか半年で36円に変更されました。

小形(小型)風力発電は実際儲かるのでしょうか?

場所の選定次第です。
目安は、年間平均風速6m以上の場所です。良い場所を確保できれば、約2500万円くらいで建設し、年間の売電収入は400万円を超えてきますので、太陽光 発電等より投資効果は高いです。

小形(小型)風車の設置時、基礎工事やクレーン作業など大掛かりな重機を使って施工するのでしょうか?

小形(小型)風車のうち、比較的小型のものでも縦2mX 横2m X 深さ1mの基礎が必要ですので、ある程度の大きさの掘削 重機が必要です。また、ハブと言われる支柱の高さが20m以上のものでは、クレーンを使って支柱を建てるのが普通です。

小形(小型)風車の騒音は大丈夫なのでしょうか?

認証機関である海事協会のHPを見ると、全ての小形(小型)風車は43デシベルから57デシベルの間ですが、「風車がハブ 高さ8m/sで運転しているときロータ中心より25mの距離となる地上で観測される値」となっています。 これらは、だいたい道路を車が通る程度の騒音ですので、静かとは言えないまでも「公害」になるレベルの騒音 ではありません。 実際には、ハブの高さは12m程度以上はありますので、これより更に聞こえ方は低くなると思います。

小形(小型)風車はどこに建てるのが適切でしょう か?

風が強くて、遮るもののない場所が最適です。しかし、それだけでは不十分です。
例えば地形も重要です。 地形が複雑だと、乱気流が起こりやすくなり、同じ強さの風が吹いても発電量が低下する原因になります。 また、電柱から遠いと連系負担金が多くかかりますので、これも良くないです。

小形(小型)風車はどのくらいの価格で建設できる のでしょうか?

3.2kwを6台で19.2kw、あるいは1台で19.8kw等、約20kwにした設備が当初は4000万円くらいでした。それが次第に下がってきてまして、現在(2016/06/03)では3000万円前後で推移しているように思えます。ケースによっては2500万円くらいでの販売価格も見受けられます。しかし、価格を見る時に単に金額の高低で判断するべきではありません。小形(小型)風力発電機の性能も各社大きな隔たりがありますし、設置高度(ポールの高さ)によってもかなり発電量は 変わります。
当然の事ですが、場所も重要です。分譲タイプであれば、立地条件も値段のウチですので、そこもよく検討して頂く必要があります。